品質管理業務の委託請負中では、ＨＡＣＣＰの導入、対応も品質管理業務の一環として進めて参ります。食品アイテム数にもよりますが、約３カ月から１年で基本的な導入が完了します。書類作成などの必要な準備は全て当社で請け負いますが、実際にHACCPによって衛生管理を実施するのはお客様自身です。確実なモニタリングと、記録の実施をお願いしております。

HACCPや一般的衛生管理の実施に必要な記録書類も、必要に応じて当社で作成致します。記録書類の作成や、チェックまでは請け負えますが、記録を実施するのは現場のお客様（食品製造責任者）自身です。

食品のＢｔｏＢ取引で求められる、各種オリジナルの規格書の作成や、クラウド型規格書のeBASE、メリクリウスなどの入力業務も、当社で一括請負致します。規格書作成は基本業務に入りますので、業務委託請負期間中は、別途料金は頂いておりません。取引先さまとのやりとりも代行致しますので、規格書作成の苦労とストレスから解放されます。

現場の従業員に対する衛生指導、ヒアリングなども、一定の権限を頂ければ、随時、現場に入って指導活動や、監査業務を行って参ります。今の現場でも出来ることから始める、ソフト的な対策がメインです。定期的な監査報告書の作成に関しては、別途料金が発生致します。

万が一、食品事故が発生した場合の、事故原因の調査や、改善報告書の作成も当社で請け負います。食品の品質や衛生に関するクレームも、柔軟な対応法を指導致します。

ある程度の規模の人数を要する現場であれば、定期的に従業員研修を実施致します。また新入社員やアルバイトなどに対するＯＪＴの代行も致します。食品の製造現場は、入社した最初の教育が最も大切です。

現場の教育に必要な掲示物や衛生管理マニュアルも随時、作成して参ります。掲示物は従業員に対する内部教育対策にもなりますが、二者監査や保健所の監査時の外部対策としても非常に効果的です。現場のルール・方向性を「見える化」することは、決して無駄にはなりません。