当社は飲食店様向けHACCP(衛生管理計画書)の作成にお悩みの方へのサポートを実施しています。営業許可更新時などの、保健所への対応、提出物等でお困りの方はぜひ一度、ご相談下さい。
サポート内容一覧
HACCPの導入
現場で発生しうる食品事故を限りなくゼロに抑える為に、現場の作業工程を丁寧に分析し、適切かつ妥当性のある対策を現場の皆さんと一緒に検討して参ります。飲食店様向けの簡易版HACCP(衛生管理計画書)も作成致します。
栄養価計算・表示作成
飲食店が持ち帰り用や通販用に、新しく加工食品を作る際に必要な栄養価計算・食品表示も代行致します。現場で混入しうるアレルゲンを、直接現場確認を行った上で作成するので、後々の回収のリスクを防げます。
記録用紙や衛生管理マニュアル(gmp)の作成
一般的な衛生管理で必要な各種の記録表も作成致します。従業員向けの衛生管理マニュアルの作成が急務な場合もご相談下さい。無理のない適切な内容で検討致します。
各種認証・営業許可の取得サポート
HACCPの外部認証の取得は必須ではありませんが、ビジネス上で必要であれば、認証取得に向けてサポート致します。「複合型そうざい製造業」の営業許可取得のサポートも行っています。
従業員教育とメンタルケア
衛生管理には従業員教育が何とても重要です。ただし従業員が現場に何らかの不満を抱えていると教育効果は激減します。そこで当社ではメンタルケアも並行して行い、教育効果と自浄作用を高めて参ります。
広報支援・作成
ホームページの作成、SNS配信、ネット広告、クラウドファンディング支援、チラシ、動画の作成、なども作成可能です。一般の価格の半額以上の価格でお受けいたします。
ハサップ(HACCP)の制度化に向けて
当社は「安心・安全」に本気な現場を応援します
HACCPのことを知りたくてお越し頂いた方には大変申し訳ないのですが、様々なサイトでHACCPに関する解説がなされていますので、このサイトではあまり積極的に解説は致しません。
と、言うのも、文章で長々と説明をすればするほど、混乱や誤解を招く形にしかならないからです。
確かに理解しづらい、難しいという側面もあるのですが、それはHACCPそのものを「理解する」のが難しいのではなく、HACCPに実際に取り組む中で「どうすれば安心・安全な食品になるか?」を「考えていく」ことの方が遥かに難しいのです。
HACCPは将棋に似ています。ルールや手順を理解するのは意外と簡単ですが、「勝つ」という目的を真剣に達成しようとしたら、途端に難しくなります。
皆さんが作っている食品や料理が「安全」であることを、HACCPを使って、どうすれば取引先やお客様に伝えられるか? 「安心」してもらえるか? そのことを、社長、衛生責任者、従業員さんなども含めて、一生懸命考えていく作業が一番難しいのです。
現場が困っていればいるほど、「安心・安全」に本気な現場であればあるほど、お金よりも「知恵」を出す意欲のある現場ほど、HACCPに取り組んだ時の「費用対効果」は高くなります。
HACCPについてもっと知りたいという方には、直接お会いして丁寧にご説明させて頂きますので、ぜひお気軽にご相談下さい。初回訪問・相談は無料です。
サポート費用一覧
個別サポート費用
月々の顧問契約がなくても、個別のサポートはお受け可能です。飲食店用のHACCP(衛生管理計画書)の作成、食品の一括表示の作成、栄養価計算などでお困りの方は、ぜひご相談下さい。現場までお伺いし、入念に打ち合わせをしながら作成致します。
食品表示でお悩みの方向け
一括表示作成(顧問契約なし)
6,600円/1商品
一括表示作成(顧問契約あり)
3,300円/1商品
飲食店様向けHACCP
衛生管理計画書作成(顧問契約なし)
33,000円/1店舗
衛生管理計画書作成(顧問契約あり)
16,500円/1店舗
※料金は全て、税込となっております。
※京都市近郊以外の訪問時は別途交通費を頂いております。
※電話、メールでのヒアリングによる作成も可能です。
基本顧問契約費用(月額)
当社の顧問契約には契約期間の縛りはありません。飲食店などで1~3ヵ月、小規模事業者で3~8か月、中規模事業者で6~12か月がHACCPの導入完了の目安となります。
※急ぎで対応が必要な場合、別途、お見積りとなります。
飲食店経営者(個人・法人)
1店舗(個人事業主) …5,500円/月
3店舗以上(法人) … 16,500円/月
6店舗以上(法人) … 33,000円/月
10店舗以上(法人) … 55,000円/月
食品製造加工業(法人)
小規模(従業員10人未満) 33,000円/月
中規模(従業員10人以上) 55,000円/月
HACCP関連各種書類作成代行
別途お見積
※料金は全て、税込となっております。
※月1回の訪問と、打ち合わせが基本となります。
※書類作成などのオンラインサポートは随時可能です。
※京都市近郊以外は別途交通費を頂いております。
ハサップ(HACCP)のイメージによくある誤解をまとめてみました。
「うちの現場では設備的に無理」
設備投資が必要不可欠という誤解
HACCPは12の手順に沿って書類を作成して、まずは「製造現場の見える化」を行い、今の現場や作業工程に潜んでいる食品事故リスクを洗い出します。そこで始めて「この現場には何が必要か?」を考えます。HACCPに取り組むよりも前に、HACCP導入に必要不可欠と言われるような、設備・器具・構造などは一切ありません。食品の安全性を確保するために、適切な運用(ソフト面)を行っていることを、客観的に証明する作業がHACCPであり、温度計ですら食品安全の制御に不要と判断できれば、結果的には不要です。これが最も大きな誤解ポイントです。
「うちが認証を貰えるはずがない」
外部認証が必要不可欠であるという誤解
HACCPは外部から認証を受けたり、何らかの証明を貰う必要があるものではありません。むしろ外部に認証されていたとしても、認証を受けたHACCPの対策を実施していなければ、HACCPをしていない現場と同じです。現場のリスク分析を行った結果、食品の安全を維持するために実施すると決めた対策を、日々しっかりと実践していれば、どこからも認証を受けなくても、HACCPを行っている現場になるのです。誰かの認証や担保をもらうことよりも、経営者の方が、自信をもって自社の製品が安全であると言える現場作りを行うことの方がより重要です。
「うちは〇〇に任せてるから大丈夫」
定期的に監査を受けていれば大丈夫という誤解
HACCPは外部の指導によって、現場の問題を洗い出し、対策のアドバイスを貰うことはできますが、外部の人間がサポートできるのはそこまでです。日々のモニタリングと記録、実施した管理方法に対する検証などは、実際に製造を行う現場の方が日々行うのが基本です。税理士に税管理を任せるかのように全てを外部に任せて、現場や責任者はほとんど何もせずに、HACCP対策が完了するようなサービスは、世界中のどこにも存在しません。大手工場のように全行程を機械化にしたとしても、現場従業員が行う確認作業や、検証は必須なのです。
「うちには関係ない。保健所とも仲良くしてる」
小規模な飲食店や製造所には関係がないという誤解
食品衛生法の改正によって、HACCPの考え方を導入する必要があるのは、原則として「全ての食品等取扱業者」です。保健所に「営業許可」を受けていたり、食品製造関連の「届け出」を行ってる現場は全て対象となります。飲食店を含む、全ての食品製造現場が、厚生労働省のHPにある手引書通りに衛生管理や記録を実践することを、いずれ確実に求められますので、できるだけ早めに店舗や会社独自のHACCP対策の導入を検討することをお勧めいたします。保健所よりも先に、取引先や消費者から対策の実施を求められることも大いに考えられます。
このような誤解を受けやすいのは、HACCPが柔軟であり、多様性がある証拠です。